大蛇に姿を変えた悲しい娘の物語「富岡城袋池伝説」(苓北町)
城山の南西のふもとにある袋池は、富岡城を外敵から守る外堀としての役割を果たしていた事のほか、かつて富岡町の水源として重用されていました。深々と澄んだ水を湛えている袋池には、さまざまな伝説が語り継がれています。その中の一つが「大蛇に姿を変えた悲しい娘の物語」です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

より大きな地図で 天草四郎 を表示

ふたつの微妙に違ったストーリーがあるようなので、 両方紹介いたします。
ひとつは袋池側の看板に書いてあるもの...
この袋池は深い木々に囲まれていますが、不思議と木の葉が一枚も落ちていません。それには深いわけがあるのです。昔、あるお米屋さんに美しい娘がいました。その父親が、お米を仕入れる時は大きな枡で買い、売るときには小さな枡で売っていました。娘はやめてくれるよう何回も頼みましたが、止めてくれません。悲しんだ娘はこの池に身を投じて龍となり、この池の主になりました。それからというもの、毎朝早く未だ暗い頃、娘の姿となり、水面を掃除しているということです。



もうひとつは苓北町発行の「ゆるり苓北時間」より
昔、一軒の米屋に、美人と評判の一人娘がおりました。両親は娘に婿を探していましたが、「お金がないと良い婿は迎えられない」と思い込み、寝る間も惜しんで働きました。 米を売るときは"小さな枡(ます)"買うときは"大きな枡"を使うという、ずるい商売で、だんだんお金持ちになっていきました。 やがて念願の婿を迎えることになったある日のこと。娘がいつものように池へ米を洗いに行き、足を滑らせて池に落ち、おぼれて死んでしまいました。 あくる朝、池に浮かんでいる娘を見つけた近所の人が体を引き上げようとしたところ、娘はたちまち大蛇に姿を変えて池の周囲をぐるぐる廻り、そのまま池の底へ姿を消してしまいました。 それを聞いた娘の両親は「娘の幸せを願うあまりに、自分たちが悪いことをした報いだ」と、その罪を償うために、祠(ほこら)を建てたということです。 今も湖畔に佇む「お池様」はその祠だといわれ、袋池に木の葉が一枚も浮いていないのは、娘がほうきを手に水面に落ちた葉を掃いているからだと伝えられています。


ひとつめは 親の悪事を悲しんだ娘が袋池に身を投じて『龍』になります。
ふたつめは 親の悪事の報いとして娘が犠牲になり『大蛇』になります。
前者のほうが娘が龍(大蛇)なった理由があるように思えます。




この記事に関する広告
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 大蛇に姿を変えた悲しい娘の物語「富岡城袋池伝説」(苓北町)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://amakusa46.com/mt/mt-tb.cgi/50
コメントする
SiteName:天草転生†天草四郎
URL:http://amakusa46.com/
Operation-Site
http://3goku4.com/
http://1000goku.com/
Copyright (C) Amakusa46.com
All rights reserved.
当サイトに掲載している
Amakusa46.com独自の
ロゴ・イラスト・画像などの
商用目的での利用は禁止します。
使用される場合やお問い合わせは
メールでご連絡くださいtokisada@amakusa46.com
当サイトは特定の宗教法人や
思想団体などとは
一切関係ありません
Shiro Amakusa
このカテゴリーに関する記事一覧